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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2014年12月24日

売れない自治体通販 - 佐賀県知事選挙について(5)



樋渡啓祐を佐賀県知事に選んで大丈夫なの?」ということで。

樋渡啓祐が武雄市長時代に行った施策で「教育」「図書館」とともに多くの批判を受けたものに「自治体通販」があります。

これは自治体が主導して通販サイトを開設し、地元のよいものを紹介、販売して地域所得の向上に繋げるという理念で始められたものですが、結果が伴いませんでした。

2011年に「FB良品」として武雄市から始まったこの通販は、2013年に「JAPAN satisfaction guaranteed」(通称JAPANsg)、2014年には「自治体特選ストア」と短期間に2度の名称変更を繰り返しています。

初期出店料200万円、月額15万円という通販サイトとしては高額な運営委託費を、出店者である自治体や第3セクター団体から徴収し運営にあてるというビジネスモデルをとっています。

この自治体通販は参加自治体が増えるにつれ多くの問題が指摘されるようになりました。主に以下のようなものです。

- 運営者に通販ノウハウあるように見受けられない。
- 出店料が高額。(しかも税金で支払われている訳です。
- 売上が上がらない。

もちろん運営委託先は佐賀県外の業者。県内にも通販でがんばっている業者はあるのに。

私もいくつか通販サイトの立ち上げに関わったことがあるのですが、この自治体通販は見た目だけ小奇麗に作っているものの、売るための努力が全く見えてきませんでした。

私がこの通販サイトに、持った感想は一言でいえば「通販なめてる」です。


売上などの詳しいデータについては、少し古いですが下記のサイトが参考になります。

これが樋渡市長(@hiwa1118)の目指す #JAPANsg の「流通革命」だ! #武雄市問題 | 海馬への境界線

あまりにも売れないので、今年に入ってですが撤退する自治体(三島市、関市)が出てきました。

既に武雄市は運営主体から外れているという情報がありますが、樋渡啓祐の人脈で参加した自治体は、未だにたいした売上も上がらない通販サイトに年間百数十万円も支払っています。

もちろん情報収集能力の低い参加自治体にも問題はありますが、武雄市と前武雄市長の言葉を信じて参加したのでしょう。そして運営がうまくやってくれて商品が売れ、地元経済が潤うと考えたのでしょう。結果は散々なようですが。


一方、武雄市と県外の運営業者は視察や委託費で潤ったことでしょう。

胴元だけはもうかる仕組みですね。
自治体の信用を使って行う、とても素晴らしいビジネスです。


さて、参加自治体の売上が上がらなかったことについて、主導した樋渡啓祐前武雄市長が責任をとったという話は聞いたことがありません。これからもないでしょうね。


このような事業を推進していた樋渡啓祐前武雄市長を、佐賀県知事に選んで大丈夫でしょうか。


↓↓↓↓↓ 下記のサイトで樋渡啓祐についてまとめています。 ↓↓↓↓↓

https://nomore-hiwatashi.com


まだまだ続くよ!
  


Posted by noji at 08:00 | Comments(0) | 佐賀県知事選挙

2014年12月23日

教育改革への懸念 - 佐賀県知事選挙について(4)



樋渡啓祐を佐賀県知事に選んで大丈夫なの?」ということで。

私が樋渡啓祐に一番懸念を抱いているのは教育分野への干渉です。

「タブレット導入」「反転授業」「プログラミング教育」「官民一体学校」と、武雄市では教育改革が進められているように報道されています。

しかし、その進め方と施策の効果には疑問点が多くあります。

私は、タブレットなどの情報端末を教育に利用することは、これからの社会を考えると避けられず、うまく活用すればとてもよい効果が出るものと考えています。

しかし、武雄市の進める「導入ありき」「話題作り優先」の教育改革はおかしいと考えています。
(同じく佐賀県の県立高校全生徒へのタブレット導入も「導入ありき」であるため問題があると考えています。

特に「官民一体学校」「反転授業」については多くの問題があります。

「官民一体学校」において、提携先である花まる学習会との連携についての話し合いは、2013年6月から行われていたことがTBSの報道特集からわかっています。しかし、樋渡前武雄市長は、2014年4月に行われた市長選ではこの教育に関わる重要施策を秘密にして選挙に臨み、当選後に発表しました。

また、導入にあたり地元住民への説明で、この官民一体学校で移住者が増えて地域活性化に繋がるといった趣旨の説明を行って賛同を得ています。

主に都市部から移住者を募るようですが、子どもの教育を目的とするなら都会にいた方が断然有利です。わざわざ武雄まで来る必要などありません。
親の仕事の問題もあります。そう簡単に移住を決断できるものではないですよね。
絵空事もいいところです。
(それでも大自然がーとかいう人は来るかもしれませんが。


「反転授業」については、小学校への導入とすることに疑問があります。これは少し調べてもらえれば判るのですが、主に反転授業が導入されているのは高等教育の分野です。小学生への実践事例は少なく、まだまだ実験段階であるといえます。


これらを導入するのが私立であれば、親もそれなりに教育に関心があるので理解も得られると思います。選択の自由もありますし。

しかし、武雄市は公立小学校へ導入しました。
そして、これを宣伝するために小学校では公開授業を積極的に行っています。
いわば小学生を実験台に、広告に利用しているのです。


子どもを持つ一人の親として、この子どもを利用するようなやり方にはとても賛同できません。

また、もう一つ教育関連で懸念すべき事項として、民間人校長の登用があります。

この登用された民間人校長は、杉並区立和田中学校の元校長で、鎌倉市での教育長の選考において「セクハラ隠蔽の処分として文書訓告を受けていない」と嘘をつき「大臣の教育長推薦書を偽造」して、鎌倉市議会から拒否された人物です。そして武雄市はこの人物を教育監および市立小学校の校長に任命しています。

私ならこのような人物に教育を、子どもを任せたくありません。

樋渡啓祐は、柔軟な改革者のイメージがあるかと思いますが、裏を返せば、信念がなく思いつきで行動する人物です。そんな人間が結果が出るまでに時間のかかる教育政策に口を出すのは迷惑でしかありません。


そんな人物を佐賀県知事に選びますか?


↓↓↓↓↓ 詳しくないけど下記のサイトでまとめています。 ↓↓↓↓↓

https://nomore-hiwatashi.com


まだまだ続くよ!
  

Posted by noji at 07:00 | Comments(0) | 佐賀県知事選挙

2014年12月22日

武雄市図書館のよくある誤解 - 佐賀県知事選挙について(3)



樋渡啓祐を佐賀県知事に選んで大丈夫なの?」ということで。

樋渡啓祐、武雄市といえば一番に実績としてでてくるのが「武雄市図書館」通称TSUTAYA図書館の民間委託です。
(厳密には指定管理者制度の導入で民間委託ではありません。

さて、メディアでは大成功と称されることもある武雄市図書館の委託ですが、良く誤解されているのが以下の5点です。





武雄市図書館の問題についてはとても書ききれる量ではないので詳しく調べたい方はインターネットで検索していただくとして、ここでは図書館はなぜ税金をつかって公共事業としてする必要があるのか、そこから見て武雄市図書館はどうなのかについて、ざっくりと書いておきたいと思います。
(専門家ではないので間違ってたらツッコミお願いします。


ちなみに武雄市図書館の件に関しては、私は選定手順と経緯を特に問題視しているのですが、それはこちらのサイトにまとめてありますのでそちらを。



住民は,あらゆる表現の記録(資料)に接する権利を有しており,この住民の知る自由を保障することは,公立図書館の重要な責務である。この責務を果たすため,公立図書館は,住民の意思を受けて図書その他の資料を収集し,収集した資料を住民に提供する自由を有する。住民の中には,いろいろな事情で図書館利用から疎外されている人びとがおり,図書館は,すべての住民の知る自由の拡大に努めなければならない。

公立図書館の任務と目標より


図書館って、セーフティーネットなんですよね。さまざまな問題を抱える人が図書館を利用することで知識を得て、それを解決する。

だから、公共施設として図書館は必要とされているのだと考えています。

では、武雄市図書館についてはどうなのか。樋渡啓祐の発言を見てみましょう。


万人に受けようと思ったら、ものすごいつまんない図書館しか出来ないんですよ。この図書館が嫌だったら他所の図書館に行きゃあいいんですよ。ほんとに。

2013年05月04日, テレビ西日本 土曜NEWSファイルCUBE「武雄市“TSUTAYA図書館”オープン1ヶ月、福岡にも影響が…」


図書館の理念を無視した発言です。なぜ公立図書館が必要なのか理解していないのでしょう。

結局、武雄市図書館はスターバックスが入ったただの貸本屋(Book & Cafe)となったのです。これを税金を使ってやる意味はあったのでしょうか。

確かに年間約100万人の利用者がありました。
そのうち図書館目的で来た人はどのくらいいたのでしょう。

駐車場がいっぱいになりました。
そのとき、本当に図書館を必要としていたのに来れなかった人はどう感じたでしょう。

人が集まる場所をつくるなら他にも色々方法があります。

図書館の機能を削ってまで、4億の税金を使ってまで、樋渡啓祐前武雄市長が気に入ったという理由で特定の本屋とカフェを図書館に入れる必要はあったのでしょうか。

子どもの手の届かない高い書架。無くなった歴史資料館の常設展示。

本当に素直に喜べることでしょうか。


武雄市図書館の件については、下記サイトでとても詳しく解説されていますので、時間のある方はご一読を。

シリーズ武雄市TSUTAYA図書館 過去記事一覧

図書館の自由と武雄市図書館と図書館戦争のようなもの #takeolibrary

また、金額の話などはこちらで詳しく解説されています。
(タイトルでは判りにくいですが皮肉たっぷりの記事です。

なぜ武雄市図書館はすごいのか - 見えてるものをちゃんと見よう

自分たちの税金が使われる訳ですから、本当にこれでいいのかちょっと考えてみてください。

↓↓↓↓↓ 詳しくないけど下記のサイトでまとめています。 ↓↓↓↓↓

https://nomore-hiwatashi.com


まだまだ続くよ!
  


Posted by noji at 07:00 | Comments(0) | 佐賀県知事選挙

2014年12月21日

どうして批判してるの? | 佐賀県知事選挙について(2)



前回の記事の続きです。

樋渡啓祐を佐賀県知事に選んで大丈夫なの?」ということで。

武雄市長時代に行われた樋渡啓祐の施策について、共通して次の点が批判されています。

- 事前に住民へ充分な説明をしない
- 公募によらず、県外業者を連れてくる
- 計画と効果測定がずさん
- 批判に対して開き直る・暴言を吐く

他にも平気で嘘をつく、数字を誇張する、遵法意識が欠如しているなど、さまざまな批判がありますが、主に共通して批判されているのは上の4点です。

つまり、住民自治に基づいて行うべき行政の手続きを軽視して、さまざまな施策をおこなったことに批判が集まっています。

TVや新聞などでみなさんの目に触れるの実績のウラでは、住民の意見を軽視し、特定の県外業者を優遇する行政がおこなわれています。

また本当に効果のある施策であるかも、疑問に感じる点です。


住民を軽視した、パフォーマンス重視の施策。これを県政で行われたらどうなるでしょうか。


↓↓↓↓↓ 詳しくないけど下記のサイトでまとめています。 ↓↓↓↓↓

https://nomore-hiwatashi.com


それではまた明日!  


Posted by noji at 07:00 | Comments(0) | 佐賀県知事選挙

2014年12月20日

佐賀県知事選挙について(1) 言わせてください



こんにちは。久々の投稿でいきなりアレなんですが、知事選挙の話題です。

佐賀県知事選は12月25日告示、1月11日投開票の予定で行われますが、そこでちょっと佐賀県の皆さまに考えていただきたいことがあってこの記事を書いています。

それは、「樋渡啓祐を佐賀県知事に選んで大丈夫なの?」ということです。

TVや新聞など、メディアでは改革派市長として持ち上げられることの多かった樋渡啓祐前武雄市長ですが、インターネット上では多くの批判があります。

例えばYahooのリアルタイム検索で「樋渡啓祐」と検索してみてください。

「樋渡啓祐」のYahoo!検索(リアルタイム) - Twitter(ツイッター)、Facebookをリアルタイム検索

多くの批判が見られると思います。何故でしょうか。

この件についてこれから数日にわたって、投稿していきたいと思います。

↓↓↓↓↓ 数日も待てないよという方は、下記のサイトでまとめています。 ↓↓↓↓↓

https://nomore-hiwatashi.com

それではまた明日!  


Posted by noji at 11:21 | Comments(0) | 佐賀県知事選挙